アニメ「BRIGADOON まりんとメラン」公式サイト

STAFF COLUMN

メニュー画面も考えてます。

まりんとメランはサンライズ初のフルデジタル作品。
当時のデジタル解像度は今とは比較できないほど低いのは何度かここでふれたと思います。
公式サイトに掲載するための設定を改めて塗り直していることも以前ふれました。

話は飛んでBlu-rayのメニューのお話。
かなり早い時期から自分の中でのプランはある程度決まっていました。
メニューのカーソルは銃剣士たちのアンプルで!
ディスクも5枚組なので三銃剣士とクストン、最後はマリーンでと決めていました。
ここで設定を塗り直している話がつながります。

パイオンさん、アンプルの設定ないじゃないですか!
そういえば本編でアンプル化されているところ見たことなかったよ・・・。
ちゃんと確認しておけばよかった。
ここにきて計画が・・・。
メラン、ポイクン、クシャトーン、マリーン・・・。
ああ1枚分足りない。

またアイディアをひねり出さなければなりません。
至高のBD-BOXへの道は遠い・・・。

(sunriserights)

とことん拘ってます。

版権には当然背景も必要です。
当時の背景はどこが担当してたんだ〜と頭を悩んだ数日間。
クレジットを見ながら悩んでいたんですけど、美術監督が一番なのは間違いない!
そう思って中村隆さんに突撃アポ。

BD-BOXの発売する事をお知らせしてスケジュール感だけお伝えするという失礼な手順。
というのは、自分が時間をなかなか取れずにご挨拶へ伺えなかったという情けないお話です。
お仕事を御願いするからには、最初に事務所へ伺って挨拶したかったのですが・・・。
スケジュールを優先してポイポイと情報をお伝えする担当は礼儀がなっていない。
反省。

先日ようやく事務所へ挨拶に行く事ができました。
当時の事を懐かしがってお仕事を快諾してくださったので、これでまたオリジナルスタッフで手がけるBOXに一歩近づいた。

この考えはやっぱり担当が本物が好きでハイエンド思考だからなのかもしれませんね。
自己満足かもしれませんが。

だんだん日記感が増してきている・・・ヤバいです。

(sunriserights)

オープニングとエンディング作業

本日はオープニング映像とエンディング映像の差し替え。
本編のHDリマスター作業とは別に平行してオープニングとエンディングのリマスター作業を行ってました。
とくにこの作品は実写とセルが一緒になっているのでアップコンが一筋縄ではいかない。
この辺りはポスプロの技術班頼みでしかありません。
頑張ってくれー!

そしてオープニングもエンディングはノンクレジット版から作り直してます。
ですから文字情報はくっきり読みやすくなっているのも特徴です。

 

比較画像アップしたけどこのサイズではわかりづらいな・・・。

オープニングは2種類ですからいいのですけど、
エンディングは毎回スタッフクレジットが異なるので間違いがないかチェックが大変なんですけどね・・・。
手がかかってるでしょ?

(sunriserights)

安心してください。進んでますから。

DVD-BOXやBD-BOX企画をする時はファンの事を一番に考えています。
次にオリジナルスタッフというところに拘っていますね。
ジャケットまわりで製作スタッフでデザイナーの肩書きが付いている方が原画を担当している。
これって、もう普通に思っているかもしれないですが、結構大変なんですよ。
皆さん、最前線で現役でバリバリ作品に携わられていますからね。
でもこだわる所はそこだけじゃないんです。
仕上げ(着色)や背景もオリジナルのスタッフにできるだけ御願いする。
何せ皆さんの中には当時の内容が現代風に程よく脳内美化されていますからね。
一番違和感なくできるのも当時のスタッフだと考えてます。
もちろん全ての作品が必ずそうできるわけではないのですが、まりんとメランは大丈夫。
先日は色彩設計を担当されていた吉岡美由紀さんにお会いしました。
ただいま、絶賛作業を御願いしております。

吉岡さんとは初めてお仕事を御願いするので仕事の進め方も相談しつつとちょっと立ち話。
ところが、ついついまりんとメランの話で盛り上がってしまいました。
やはり、まりメラは皆に愛されていて幸せだな〜と思いつつ、
ついつい余計な事までしゃべってしまったとちょっと反省。

というわけで、担当はちゃんと働いてます!
以上報告でした!

ここで色々書いていくと色々バレていってしまう・・・(笑)。

(sunriserights)

資料紹介その7

監督のノート。
このアイディアノートがもう凄いんです。
ビッシリと細かいアイディアが書き込まれていて驚きます。
同じ時期に作業していた作品のアイディアなどのメモが残されているのですが、
ガオガイガー、ベターマン、まりんとメランの情報が盛りだくさん。
まさかこのタイミングで此の期に及んでガオガイガーの資料が発掘されるとは思いませんでしたが・・・。


その他の作品もこのノートにアイディアが書き込まれているのでご紹介はできませんが、このような資料を見せてもらえたのは役得だな〜と心から思ったりします。
これは他作品のメモもあるので本当にお見せできませんね。
気になりすぎて目がいってしまいますが読むのもダメかも。
我慢して読まないようにしてます!

(sunriserights)

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